「コカニー(Red Raspberry Kokanee)」
・アメリカパテント品種
・品種登録出願中

カタログで苗木販売しています。ネットショップは９月を予定しております。
「コカニー」はアメリカ農務省開発の最新のラズベリー品種です。
日本での栽培には、国際マスターライセンシーEMCO CAL社との契約により特別な「栽培誓約」が必要となります。

今、当農園のコカニーはフロリケーン成り(2年生シュート成り6〜7月)が終わり、プリモケーン成り8〜10月)のラズベリーを収穫しています。
雨除けハウス内でコンテナ栽培。連日の暑さでハウス内の最高気温は45度以上。それでも暑さに強いコカニーの果実は、身崩れ、身傷み等はまったくありません。
しっかりとした硬いラズベリーが収穫できます。
夏暑く湿度の高い地域でのラズベリー栽培の最有望品種と考えられます。

誠文堂新光社から「多品目・多品種ベリー栽培で成功する！！小さな農業と６次産業化　ベリーの栽培・加工・販売がわかる」が発売されました。

わたくしも、第3章で「ブルーベリーの世界事情と品種選びのポイント」について書かせていただきました。
ブルーベリーに魅せられて40年！今でもその魅力を追い求めています。

→amazonにてご購入できます

ブルーベリー果実の販売始めました。

JA水郷つくばサンフレッシュつくば店で販売しています。

https://sunfure.com/tsukuba/

今後の果実販売予定品種になります。
「Eureka（ユーリカ）」
「First Blush（ファーストブラシュ）」
「Dazzle（ダズル）」
「その他」

ユーリカ栽培(結実を良くするポイント)
①11月から果実収穫終わり(6月中旬頃)まで肥料を与えない。
6月中旬から9月まで肥料を十分に施す。
②開花期から果実肥大期に十分水を与える。
③多くの訪花昆虫が必要です。

6月22日から30日までスイス、チュウリッヒで開催のXII International Rubus & Ribs Symposiumに参加しました。
農場視察ツアーでは、ドイツ、フランクフルトからスイス、チュウリッヒまで専用バスで3日間かけて多くの農場をまわり視察してきました。ラズベリー、ブラックベリーの栽培を中心にレッドカーランツ、カシス、グーズベリー等を勉強してきました。

またチュウリッヒ市内のファーマーズマーケットも見てきました。しかしこの一週間の暑さにはまいりました。アフリカからの熱波がヨーロッパを襲い、毎日37度まで上がりどうなるか心配になりました。移動バスの中は40度以上、路面電車も、ホテルの部屋にもエアコンはありません。ホテル代をケチったわけではありませんが！ほとんどの場所でエアコンはなく。ヨーロッパでのエアコンの普及率は10パーセントと大変低いそうです。無事帰ってこれてほっとしています。