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ブルーベリーの育成に好適な土壌は、有機物を3〜15%含む酸性で砂質土壌(排水性および通気性にすぐれる)で、高畝仕立てにするといわれています。そのため土壌が硬くて、通気性・通水性が劣る粘土質土壌では、植え付けにあたって土壌改良が必要です。成長に好適な土壌pHは、タイプによって異なります。 |
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ハイブッシュブルーベリー・・・・・pH4.8〜5.5 |
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ラビットアイブルーベリー・・・・・pH5.2〜5.6 |
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この範囲を超えてpHの高い土壌では、少なくとも植え付け6カ月前には土壌にピートモスなどを混入し、pHを下げておく必要があります。 |
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一般的に成木1樹の収量は、 |
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ノーザンハイブッシュブルーベリー・・・・2〜4kg |
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サザンハイブッシュブルーベリー ・・・・2〜4kg |
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ラビットアイブルーベリー・・・・・・・・5〜10kg |
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を期待できます。 |
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営利栽培ですから、経済性が重視されて当然であり、果実の収量が最も基本になります。 |
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ノーザンハイブッシュブルーベリー・・・・約200〜400本 |
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サザンハイブッシュブルーベリー ・・・・約200〜500本 |
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ラビットアイブルーベリー・・・・・・・・約100〜150本 |
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を目標にすると良いでしょう。 |
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市場出荷や観光摘み取り園が目的の場合、10a当たりの収量は1tを目標に植えつけると良いでしょう。 |
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植え付け時期 11月〜3月頃 |
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植え付け間隔 列間3m |
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株間
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ノーザンハイブッシュブルーベリー・・・・0.6〜1m |
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サザンハイブッシュブルーベリー ・・・・0.6〜1m |
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ラビットアイブルーベリー・・・・・・・・1.8〜2.5m |
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を弊社ではお勧めいたします。 |
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1年目
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花芽をすべて剪定して植え付けてください。(図1) |
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(図1) |
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2年目
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冬期、すべての花芽をシュートの摘心によって取り除き、果実は成らせない。 |
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3年目
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ハイブッシュブルーベリーは結実過多になることが多いので、健全な樹を保つために毎年剪定が必要となります。 |
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6年目
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花芽の数を、樹全体の1/3〜1/2に減らして、果実を成らしてください。 |
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7年目以降
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樹高がおよそ120cm〜150cmになったら、主軸枝更新の剪定を始めてください。(図2) |
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(図2) |
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まず、最も古くなった主軸枝1本を、地面から約30cmのところで切り戻して下さい。通常、新しく強いシュートが切り口より下のところから発生します。これが、新しく主軸枝になるシュートです。古くなった更新剪定を、4〜5年くり返すことによって、樹の若返りをはかります。このことによって健全な樹の寿命が、さらに7〜8年延びることになります。 |
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1年目
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ハイブッシュブルーベリーと同じように、剪定してから植え付けてください。(図1) |
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2年目〜6年目
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ラビットアイブルーベリーは、ほとんど剪定の必要はありません。 |
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7年目以降
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樹が約180cmになったころから、更新剪定を始めてください。(図3)
毎年冬に、古くなった主軸枝を1〜2本、地面から約50cmのところで切り戻してください。約5年で樹は、完全に更新できます。 |
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(図3) |
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更新剪定
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ブルーベリーの主軸枝の寿命は、約7〜8年といわれています。そのころから急に果実の成りが悪くなったり、小粒になったりしてきます。そこで、主軸枝を低い位置で切り戻し、新しい生産性の高い樹をつくりだす剪定法です。 |
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春:油粕、秋:有機化成肥料(養液システムの場合はこの限りではない) |
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防鳥ネットを掛けることをお勧めいたします。 |
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弊社で販売しているベリー苗木は、すべて海外で開発された品種です。品種解説は、育成者の解説の引用、弊社農場における観察結果であり、全国各地で試作したものではありません。異なった気象条件、土壌条件、また栽培法によっては、十分な結果を得られない場合もあります。 |
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