第5回大関ナーセリー「ブルーベリー栽培国際セミナー」
本年、設立15周年を迎え、また、設立10周年を記念して事業化しました。「ブルベリー栽培国際セミナー」も5回目を開催することができました。これもひとえに皆様の温かいご支援、ご指導の賜ものと深く感謝申し上げます。
このような節目の年、第5回国際セミナーは、お得意様の関心が高いテーマがふさわしいと考え、「ブルベリー果実の機能性」、「長年にわたるブルーベリー栽培体験談」および「日本のブルベリー生産の未来」についてご紹介いたしく企画しました。
講演サマリーは「近年の健康志向」
ビタミン、ミネラル、植物科学物質が豊富で脂質・カロリーが低ー中程度の食品をまるごと食べると長寿・健康に役立ちますこれは近年の流行にそぐわないかもしれませんが、サプリメントとしてのビタミン、植物化学物質の効用は多くの実験で、ほとんど、または全く見つけられませんでした。ビタミンは1910年、B1(ミアチン)から発見されました。植物化学物質/抗酸化物質を含む食品の効果について我々が知ったのは、20年ほど前です。多くのひとが、ビタミン、そしてその後の植物化学物質のサプリメントが不健康な食事を健康的な食事に変えることを願っていましたが、近年になって分かったことは健康増進昨日のある食品を丸ごと食べる以外、代わりになるものは無いということです。不健康な食事に加え健康増進機能のある食品を丸ごと食べると、我々の期待している以上に悪い結果を阻止することが分かりました。ハンバーガーとフライドポテトのような不健康な食事にブルーベリーを加えると、ハンバーガーとフライドポテトのみの食事よりもずっと健康的になり、完全な健康食にも引けを取らないことが動物実験で分かりました。